マナビノタネ｜経緯・実績

地域

Project No.12

プロジェクト
地旅システム 2006
旅行先の地元で企画され組み立てられる旅行を着地型旅行という。全国旅行業協会殿ではこれを「地旅」と称している。この地旅のための仕掛け作り、熊本で実証ツアー実施を支援。
課題と既成概念
魅力的な旅行商品を作ることができる地域の旅行代理店は非常に少ない。またそれを流通させるためのルートももっていない。
解決策と結果
あまり知られていない場所ほど、他の地域にはない独自の魅力が残っていることが多い。その情報を集めてデータベースに入力すると地域暦や地図の形態で見られる Webサイトを試作。それらの「魅力」を楽しむために企画されたオリジナルツアーを見つけられるようにした。サイトの出来は上々であったが、旅行代理店からの情報入力の敷居の高さと一般の方へのサイト公開の仕方に課題も残った。実証ツアーでは、歴史文化を中心としたツアーや自然を中心としたツアーなどをつくり、モニタ旅行者によって実施。結果は、地元のことを知り尽くしたインタプリタ（ガイド）さんが同行する歴史文化ツアーに評価が高かった。この体験ツアーには、地域活性化のためのさまざまなヒントがあった。